天空を舞う美味しさ【一番いい時の末富さん】 草餅（つぶ餡）とわらび餅（こし餡） この一つ前の週は、お勧めできる状態ではありませんでした。期待せず機内で食べたのですが、アフターバーナーで加速したような美味しさでした。 期待していなかったので、写真が見苦しく申し訳ないです。

一番いい時の『末富』さんでした。「山土産」（やまづと）…栗にこし餡さらに上用生地を巻いています。「千代見草」… 求肥の中に粒あんです。 京都高島屋に行った際、チラッと末富さんを見ました。形が一番いい時のものです。 『食べたい』の一心で、松原室町の本店まで赴きました。 改めてどれも美しい（写真は撮り手の問題で美しくありません）。山土産は、上用生地の弾力と深みある味わいが広がり、こし餡なのにこれだけ豊かな風味を出せるもの他に知りません。それ以上の栗。 千代水草の求肥も一番いい時のもので、中のつぶ餡は後から激しく広がります。 #jaltrico #グルメ

【末富さんが戻ってきてうれしい・でもクレームもやってきた】ここ半年ほど、むずかしいことになってましたが、気を張っていないと椅子から転げ落ちそうな具合に戻ってきました。 笹の葉で葛をくるんだ銘『宝袋』も破壊的な衝撃に戻り、川端康成自筆の『宝袋』の書も拝見して感銘を。 店では遠方ナンバーの客が4~5000円購入した後、3ヵ月前くらいに注文した柏餅が○○運輸のせいで？、もう少しで期日通り届かなかったとクレームをモゴモゴ…。 いやいやそんな昔の話を今持ち出してどうしたいの？　事実確認も困難で、着地点はどこ？　そこは末富さんにもプラスなの？　クレームも味よー言えんで、末富さん使うとは…。 客層の違いは分かりませんが、JALさんもきっとこんな感じなのでしょう。クレーム対策は色々見掛けますが、言った後関係が深化する正しいクレームの言い方はあまり聞きません。 元CAマナー講座『モテるクレーム』を期待！ 写真は葛焼と、水花火（水面に映る花火、波立つ波紋、寒天製、こし餡入り）です。 #グルメ

上菓子司の末富さんです。上菓子司の本分であるお茶会などの注文菓子では抜群の評価と思われます（私はお茶は分かりませんが）。お干菓子も素晴らしい。お東さん（東本願寺）などの御用達です。エリザベス女王来京時や最近では大阪サミットでも御用を務めていました。華があり明るくのびやかで、同時に高い品位があり、時におもしろみも入れる作風です。 当代のご子息が祇園祭の御稚児さんを務めました。しつらえも勉強になっています。 上菓子の良い時は、「美味しい」や「美しい」などの評価の言葉を越える存在に思われ、黙っていることが最も適切で最大の賛辞と私には思えます。 （そんな話をしますと、お店の方々は評価を口にして欲しいと、私にはっきり言われましたので、今は頑張っていますが…）。 しかし時々そうでない。そうでない時は、まず形からいけなくなると思っています。 そのためまず京都高島屋地下食品にある支店に足を運び、（自分なりにはさりげなく）凝視して確認してから、こちらへ訪れます（高島屋店では3個1組のお決まりでの販売ですが、こちらの本店は5~6種類から選べます）。 当日は確認して確信して来店しました。写真は拙いですが（これが限界ですので何とぞご容赦を）、きんとんと、はなびら餅です。頂いて、自分の食い意地の漲った眼力に感謝と自信です。 水色の美しい包装紙にピンクの上品なひも掛けです。お祝い事には、紅白のひも掛けも可能です。 日本橋・新宿・名古屋の高島屋さんにも出店しています（名古屋店はやや品数少なめです）。 （写真にはありませんが）御挨拶など、白砂糖と黒糖の2種類のお味の『白酔墨客』もおすすめ致します。 本店は日曜祝日お休みです。 #京都　#上菓子